ニッポンハムグループの
養鶏事業を担う
日本ホワイトファーム

ニッポンハムグループは、ハム・ソーセージの製造から始まりました。
世界で一番の「食べる喜び」をお届けする会社を目指し、
今では食肉をはじめ、加工食品、乳製品、冷凍食品、健康食品など、
食に関するあらゆる分野へと広がっています。
日本ホワイトファームは、鶏の生産・飼育から鶏肉の処理・加工を行い、
肉用鶏の国内生産量は約10%を占めています。

売上高 659億円 
国内生産量 10%

※農林水産省全国出荷羽数より算出

2024年3月期 売上高659億円
※2024年3月期 売上グラフ

オリジナルブランドを全国へ

一般的な鶏肉に比べてビタミンEが3倍以上の「桜姫®」や、知床半島を間近にのぞむ流氷の地で育った「知床どり」、自社専用飼料で育てた「ホワイトチキン」など、オリジナルブランド商品にも積極的に取り組んでいます。

※日本食品標準成分表2015比

国産チキン あんしんも、おいしさ。
日本ホワイトファームの鶏肉

新鮮なお肉をお客様へ
お届けするために

日本ホワイトファームでは、親どりの飼育から、若どりの出荷、鶏肉の処理加工までを一貫して手掛けています。安全で新鮮な鶏肉をスピーディに商品化し、ニッポンハムグループを通じて、全国のお客様へお届けしています。

ニッポンハムグループのバーティカル・インテグレーションシステム

ニッポンハムグループは、高品質で安全な食肉を提供するため、国内外の自社農場および工場にて生産・飼育から処理・加工を行い、荷受・物流、販売まで一貫して自社で手がける独自の「バーティカル・インテグレーションシステム」を構築しています。

1生産部門

健康な鶏を育てるために

“おいしい鶏肉は健康な鶏から”という、創業当初から変わらない信念を大切にして鶏を育てています。
鶏がより健康に育つよう独自の飼育管理システムを導入し、各鶏舎の空調・温度・給餌・給水などはコンピューターで管理し、より快適な環境で成長できるよう工夫しています。

鶏の健康を守る、
徹底した防疫体制

私たちは鶏を疾病から守るために、農場を隔離された場所に展開し、さらに入場制限を行っています。
入退場時は、専用車両の消毒、専門スタッフはシャワーを浴び、専用衣類に着替え靴を履き替えることで農場内への病気の持ち込み・持ち出しを防いでいます。
鶏の出荷後には、鶏舎内の洗浄・消毒・準備を自社内の専門スタッフにより行います。
自分たちの手できれいにし、自分たちの目で確認することで、より清潔な環境を整えることに取り組んでいます。

2製造部門

鶏肉は鮮度が命

“ひとつひとつ丹念に、ひとつ残さずチェックする”を信念とし、鶏の生命に感謝をしながら、おいしい鶏肉を心を込めて製造しています。
近年では、機械化を進めており鶏の受入から梱包までのライン処理をスピーディかつ確かな技術で丁寧に行っています。

処理工程

  • 鶏受入れ
  • 内臓を取り出す

    肝、砂肝

  • 部位ごとに分ける

    もも肉、むね肉
    ささみ、手羽先、手羽元

  • 梱包

衛生管理

場内加工場に入る際には、清潔な専用衣類に着替え、エアーシャワー、ローラーがけ、手の洗浄・消毒を行います。
また持ち込み制限をかけ製品の汚染を防いでいます。
衛生的な環境を保つために、作業中でも決められた時間に手袋・まな板・包丁等作業器具の交換・洗浄を行っています。

機械だけでなく、人の技術が必要

機械化によるスピーディな処理に加えて、人の手によって規格どおりの鶏肉への成形加工作業、また骨など異物混入を防ぐためにまずは人の目と手で検査を行いその後機械による検査を行っています。場内の室温・水温、鶏肉の品温をはじめ、鶏肉を生産するためのさまざまなモニタリングを行っています。

3その他

ニッポンハムグループの
品質を守るしくみ

ニッポンハムグループ品質保証体制は、家畜の飼育環境や食肉製造工程の安全性と品質を確認するためのしくみです。
日本ホワイトファームでもこの仕組みに則ってチェックを実施しています。

  • CHECK.1安全審査

    ブランド鶏肉「桜姫®」等の表示、商品規格などに間違いがないか、管理体制を構築することでお客様に安全な商品をお届けしています。

  • CHECK.2品質監査

    品質監査を通して工場の品質保証レベルの持続的改善に取り組み、確かな品質でお客様にお届けしています。

  • CHECK.3安全検査

    日本ハム中央研究所と連携し農薬や動物医薬品などの検査によって安全な商品をお客様にお届けしています。

国際規格SQF認証の取得

自社の品質管理基準をより高いものにするため、外部認証機関により国際規格である「SQF」の認証を受けています。SQFの認証を受け続けるには毎年厳しい外部監査を受け、認証基準に達している必要があります。日本ホワイトファームでは、2004年に鶏生産業界として初めて生産農場部門と処理工場部門両方の認証を取得し、以降認証を受け続けています。常に社外からの視点を取り入れ品質向上に取り組むとともに、年を重ねるごとにさらに細かな改善を続けていく。「お客様からこれからもずっと選んでいただける製品」を追求することが、真に高品質な製品作りだと考えます。

循環型農業へ

鶏の食用とならない部位(不可食部位)は適切な処理を行うことによって、再び飼料や畑の肥料または燃料や工業原料などの製品となり販売されます。

  • 日本ホワイトファーム環境プラント

  • 近隣農家への還元

  • はまなす有機ペレット